ASI 533MC Pro&CBPfilter vs D810A&QBP M81撮り比べ
春になりました。系外銀河の季節になりましたが焦点距離360mmの望遠鏡には厳しい季節とも言えます(泣)
しかしながら、手元には新兵器到着、コメットバンドパスフィルター!
公式サイトにも系外銀河でも「階調豊かで自然な色表現が可能となるのも特徴です。」との記載、フィルターを着けても360mmの焦点距離なので小さくしか撮れないのに変わりはありませんが
早速M81の撮影で試して見ました
カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(-25℃)
レンズ:BORG90FL+レデューサー7872(360mm F4)
赤道儀:SS-one トラベラー
gain:200 SS:300秒 Brightness:10
30枚コンポジット
CometBPFilter 装着
撮影場所:自宅前
3008×3008 を812×812に切り出し後
光害の無い地域まで遠征して撮影出来ればより良い写真が撮れるのでしょうが、風呂に入って晩酌している間に撮れてしまう自宅前での撮影に慣れてしまうとダメですね。
クアッドバンドパスフィルターと比較しても心配していた対光害性能の低下もあまり感じませんでした。ただ透過する帯域が増える分相対的にHαが目立たなくなる感じも受けますが、撮影後の調整がより簡便であることから考えると今後の常用フィルターになりそうな予感です
1年前に810AとQBPフィルターで撮影しているので比較、光学系はもちろん一緒なのですが、ピントの合い方と画素の密度ではっきりと差が出てしまいました🥺
やっぱり色合いの調整はCBPの方がやりやすいですね、前回のM42の時も感じましたが客観的な数値を見ながら調節していけるピント合わせ、構図の調整などはCMOSカメラが有利ですね。
しばらくはASI 533MC Proでの撮影が続きそうです