自宅から系外銀河のHαを撮る! クアッドバンドパスを使った 天体写真
撮影年月日:2019年4月14日
撮影場所:士別市(自宅)
カメラ:Nikon D810A
赤道儀:SS-one トラベラー
BORG90FL 360mm f4 ISO1600 300秒 25枚コンポジット
サイトロン Quad BP Filter II 使用
5分露出もSS-one トラベラーとオートガイドで問題無し!!
ご無沙汰してました。
春の写真ですがネタが無いもので…
春先にQuad BP Filter IIを購入を購入して、オリオンの大星雲近辺やバーナードループなど撮ってみたのですが系外銀河もイケるとの情報をネットで拝見してチャレンジしたのがこちらです。
Hα, Hβ, OIII, SII近辺の波長以外をカットした結果、本来なら他の光に埋もれてしまう銀河のHα領域が一発撮りで撮れてしまうのが嬉しいですね。
望遠鏡としては短い360mmの焦点距離、Hαが確認出来る程の大きな系外銀河は余り無いのかも知れませんがこのM81•M82はギリギリセーフ、特にM82の独特なスーパーウィンドが「Hα見えてますよ」のバロメーターになるので画像処理の助けになりました
M81の腕にも「赤いノイズです」レベルの赤い点がチラホラと…多分Hαかなと(^_^;)
今回の撮影はQuad BP Filter IIの光害カット効果に期待しての自宅からの撮影です。酒を飲みながら写真が撮れるのは良いですねー☺️
Hαが見えないような対象でもQuad BP Filter IIで撮るとコントラストが増した気がします
Quad BP Filter II 面白いですね!