D810A 宇宙は赤かった 〜オリオン座〜
撮影年月日:2019年3月10日
撮影場所:士別市上士別町
カメラ:Nikon D810A
赤道儀:JILVA-170
BORG90FL 360mm f4 ISO3200 120秒 13枚コンポジット
JILVA-170到着を待つ半年の間にコツコツと貯めたヘソクリが良い加減に貯まり、Nikon純正天体用カメラD810Aの購入が出来ました。使い方もよくわからないまま試写という軽い気持ちで撮影しましたが、予想以上に写りますね、馬頭星雲周辺は予想していましたが、淡い分子雲までもトータル30分未満の露出でここまで写るとは少々ビックリです。こんなことならしっかりと時間をかけて撮影するべきでした(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
ただPENTAX KPと比べて劣ると感じるのはライブビューでの星の見え方ですね、KP+BORG 90ならM42の中心部がボンヤリ見えるくらいで微光星もバッチリですが、D810Aのライブビューは暗いです(泣)
プレビューの増感モードをもってしても微妙な上にノイジー、ここは後発のKPに軍配の上がる所ですね。
露出時間はたっぷりとっても問題無し!2分3分ドンとこいのJILVA-170の性能が頼もしいです。
フルサイズ対応を謳うBORGではありますが流石にフルサイズともなると周辺減光はそれなりの物でフラットでしっかり補正しないと周辺をしっかり出そうとして中央が露出オーバーになるか、中央の色を出そうとして周辺がドンと暗くなるかの2択になってしまうのでそこは手を抜けないのが残念です
ちなみに手を抜いてフラット補正をしないと
こうなります(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
難しいですね。
ただ、現場にカメラと赤道儀を持って行ってシャッターを押すだけ、オートガイダーもPCも不要のこの組み合わせはとてもラクチンです。しばらくこれでやっていけそうです