ISO3200で撮ってみたM42
高感度が売りなKPであえてISO3200という「そこそこ」の感度での撮影を先日考察したダイナミックレンジを考慮しながら行なってみました。
撮影年月日:2019年1月13日
撮影場所:士別市上士別町
カメラ:PENTAX KP
赤道儀:TOAST TECHNOLOGY TP-2
BORG90FL 360mm f4 ISO3200 60秒 15枚コンポジット
久しぶりの晴天に恵まれて(上弦の月の下でしたが)ISO3200でのテスト撮影ができました。
氷点下22℃のベルチェ素子要らずの天然の冷却効果の下での撮影です(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
なにぶん極寒の中での撮影ですので手早く終えないとバッテリーがあっという間に無くなります。それを考慮して露出としてはアンダーですが、1枚60秒で撮影してみました。
結果としては高感度の撮影と比べてかなり強調をかけても画像が破綻しないというありがたい結果に。
周辺のモヤモヤした部分も少し見えてきました。もう少し露出時間をかけるともっと見えてきそうな気もします。
ただ、周辺減光もしっかりと強調されていますね。そろそろフラット補正を覚えないと…
やはり低感度でたっぷり露出かけた方が結果は良いですね。ただ、ポタ赤で360mmを2分〜3分かけて撮影するのは今のヘナチョコな腕前ではそれなりにギャンブル、さらに精度の良い赤道儀かオートガイド機能が欲しい所ですが…