0から始める星空写真

素人がいきなり始めた星空撮影、低予算・低テクニックでどこ迄撮れるか!?

PENTAX KPと星空を素人なりに再度考えた

天候にも恵まれず、仕事も忙しくなかなか写真の撮れない日々

天文関係のホームページを巡回するのが日課になりつつありますが、PENTAXのホームページで

(http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/photo-life/astro/)で☆男さんこと笠原隆樹さんが

「現在のデジタル一眼カメラを見ると、ISO3200辺りにダイナミックレンジの壁が存在するように感じます」、と撮影時のISO感度について言及されていました。

天文ガイド編集長の星爺こと高槻幸弘さんも

「適正露出はデジイチならISO1600で2~3分が日本の空の適正露出」

とのこと。

やっぱり、高感度、短時間露出という今までの路線は一般的な撮影の逆をいっていますよね

(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )

ここで今までの「写れば良し」から「それなりに見栄えを追求する」に方向転換するべき時が来たのでしょうか?

そんな訳で感度上昇に伴うダイナミックレンジの変化を確かめるべくphotonstophotos.netからデータを拝借します。

 

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当たり前ではありますが、感度の上昇に伴いダイナミックレンジは降下していきます

PENTAX K1・K1MarkⅡ・KPのデータですが、ISO640を境にK1MarkⅡ・KPはアクセラレータユニットのお陰でダイナミックレンジが上昇しておりISO3200近辺までKPはK1より1段分くらいのアドバンテージがありそうです。とても84000円で売っているカメラとは思えません(笑)

高感度ではKPはK1と差は無くなりますね。

他社一眼レフと比べると

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こんな感じ、KP頑張っています(笑)。これも同様にISO3200までは1段くらいの差があるようです。

つまり、PENTAX KPでの天体写真の画質における美味しい所はISO800から3200くらいの間でたっぷり露出かけましょうということなんですが、 実は私ISO6400未満で星空を写した経験がほとんどありません(泣)

だって高感度が売りのカメラなら使いたいじゃないですか高感度、20秒や30秒の露出で星雲が見えるのは楽しいものです。

でもそろそろ1枚の露出に時間をかけても良いかもしれません、せっかくダイナミックレンジに有利な点を持つKPを保有しているのだから!!

待て次回(何時だ?)