士別市 星空探し
星空の写真を撮り初めて1年弱、「写真撮影」を念頭に士別近辺をフラフラとしていましたが、未だに「ここだ!」という場所には巡り会えておりません。゚(゚´Д`゚)゚。
それぞれ一長一短、帯に短し襷に長し、といったところで未だにお気に入りの撮影場所が見つかりません。とりあえず、いままでの放浪の旅をまとめてみました…
士別峠
除雪完備で冬はお世話になる士別峠、トヨタのテストコースのある南東の方角が特に明るいのがマイナスポイントですが、それ以外は及第点、ベストではありませんがベターな星空。
我が家から30分
温根別町
夏場はよく行きました。東に士別の市街地、西にトヨタのテストコースがありますが南天のコンディションが士別峠より良好なのが利点になります。携帯の電波がしっかりと拾えるのもポイント高いです。
川が近くて霧が出やすいのがマイナスポイントですね。今シーズンはこれで結構泣きました。
我が家から22分
岩尾内湖神社山公園
士別市の東の端、岩尾内湖の湖畔です。
南西に旭川の光害が見受けられますがそれ以外問題ありません
ちなみにこの近所の白樺キャンプ場は街灯が多くて×
士別市では屈指の星空かと思いますが冬は進入不可。゚(゚´Д`゚)゚。
我が家から42分
上紋峠
士別市の東の外れに位置する峠ですが、標高が約800mと比較的高いのがポイント。
暗いところにはよく行く自分も恐ろしさを感じるような漆黒の闇です。雲が出ていても星空に空いた穴の様にしか見えません、熊さんに出会う可能性もかなり高そうな感じで、行きたいけど行きたくない、
自分的には微妙なところです。これだけ暗くても南西の旭川の光害だけは気になりますね。
我が家から60分
士別 満天の星の丘
士別市オフィシャルの星見スポット、決して悪い訳ではありませんが近くの士別市街の明かりが強烈、空の東半分は光害の影響を大きく受けます。でも天の川はしっかり見えるのは良いところ。
天頂から西に撮影範囲を絞れば写真撮影もソコソコ行けそうな感じではあります。
我が家から17分
最後に岩尾内湖神社山公園で撮影したM45を、低空でもそれなりに写ってくれるのが有難いですね
ステライメージの威力
「ステライメージ」…天体写真の撮影なんてするつもりも無かった頃から名前だけは覚えていました。「冷却CCDを使って、ステライメージで処理しました。」みたいなコメントを見るたびに、「おお・・・なんだかすごい事のできるソフトがあるもんだな」と思っていたのですが。
最近フォトショップ上での自動のコンポジットの精度の悪さと手動での手間に悩んだ挙句手を出したのがこの「ステライメージ8」です。
なんといっても自分の様な素人に毛の生えたような人間でもわかりやすいコンポジットパネルがありがたいです。 ダークとライトを放り込んでボタンを押すだけ、しかも出来上がりが自分がPhotoshopで手動で行ったものよりかなり良い!
上の写真は同じデータで合成したM8ですが左のステライメージ8のほうがしっかりと星雲のディテールが出ていますね。
色々と楽しみが増えてきました!
Surface Pro 購入
未だに星空を撮ることができない日々が続いてストレスが溜まる今日この頃です。
ストレスのはけ口がこんな形になろうとは(笑)
今までMacBookAirとPhotoshopで写真加工していたわけですが、天体写真の加工に関してはWindowsのほうがいいソフトがフリーも含めて沢山あるんですよね…
パッとしない写真も力業でどうにかできる環境が整ったわけで…
撮影場所 士別市温根別町
撮影カメラ PENTAX K-70
TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO 200mm
SS80秒 f4 ISO 6400 3枚をYIMGにてコンポジット
前回上手く処理できずに諦めたM8もそれなりの出来栄えになりました。
Windows万歳!(*'▽')
夏の星にチャレンジ!
しばらく仕事が忙しく、趣味に時間を割くことができませんでしたが、ようやくやる気が出てきました。
透明度は悪いもののそれなりに晴れてくれましたので、いくつか写真を撮ることが出来ました。
撮影場所は最近定番の士別市温根別町です
まず試し撮りを兼ねてアンタレスとM4を撮影、も少し条件が良ければ周囲の星雲もいけたかもしれませんが、次の課題ですね。
次に狙ったのが北アメリカ星雲、まだ地平に横たわっているような白鳥座、北アメリカも横になっておりました。゚(゚´Д`゚)゚。
まあ、無改造のカメラでの撮影にしてはそれなりに撮れている感じですが、どうでしょうか?
その後M8を狙いましたが、撮影時にすこし極軸がズレたのか200mm だと少し星像が流れる様に…(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
北の空はドンヨリと曇り出して極軸の再セッティングが難しい状態になり泣く泣く諦めました。
広角ならなんとかなりそうだったので、射手座近辺を75mmで撮影、なんとかそれなりに撮れた感じです
次回はリベンジしたいなー
M51(子持ち銀河)撮影
撮影場所 士別市 温根別町
撮影カメラ PENTAX K-70
TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO 200mm
SS150秒 4枚コンポジット f4 ISO 6400
先日のM101の撮影で系外星雲の撮影に手応え感じて、M101とは北斗七星の柄を挟んで逆方向のM51を狙いました。大きくない星雲であることは分かっていましたが、実際に200mm で撮影すると「小さい‼︎」
豆のようです(笑)仕方がないので、前回のM101と同様に強拡大すると
おお、なんかソレっぽい!
それにしてもトリミング耐性がありますね。K-70に限らず今のデジカメってみんなこうなのかも知れませんが、
高い望遠レンズを買えない自分には有難いことこの上ないですね。
今回は絞って、感度も落として露出を長めにとってみましたが、それが功を奏したのでしょうか?
今回は士別市温根別町での撮影でした。士別峠よりは光害少ない感じです。雪が溶けてくるとここも良いかも?