0から始める星空写真

素人がいきなり始めた星空撮影、低予算・低テクニックでどこ迄撮れるか!?

ステライメージの威力

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「ステライメージ」…天体写真の撮影なんてするつもりも無かった頃から名前だけは覚えていました。「冷却CCDを使って、ステライメージで処理しました。」みたいなコメントを見るたびに、「おお・・・なんだかすごい事のできるソフトがあるもんだな」と思っていたのですが。

最近フォトショップ上での自動のコンポジットの精度の悪さと手動での手間に悩んだ挙句手を出したのがこの「ステライメージ8」です。

なんといっても自分の様な素人に毛の生えたような人間でもわかりやすいコンポジットパネルがありがたいです。 ダークとライトを放り込んでボタンを押すだけ、しかも出来上がりが自分がPhotoshopで手動で行ったものよりかなり良い!

上の写真は同じデータで合成したM8ですが左のステライメージ8のほうがしっかりと星雲のディテールが出ていますね。

色々と楽しみが増えてきました!

 

 

M8 リベンジ

北海道の夏は短い(泣)

北海道の夏の夜の南天はもっと短い(号泣)

北緯44度、いて座もさそり座もあっという間に昇って沈んでしまいます。

M8は今年度ラストチャンスのつもりで撮影に挑みました…

ようやく極軸望遠鏡のセットアップも理解したおかげもあって(笑)M8に関してはmyベストショットでした。

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撮影地 士別市温根別町

 

PENTAX K-70

TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO 200mm

F4.0 ISO12800 SS90秒 4枚コンポジット

 

4枚目を写し終わるころには電線が写真に写りこむような低空での撮影ですが、ようやくそれなりの撮影ができました。

さようなら夏の星空…

 

なんて感傷に浸っていると、早くも北東の山の上からカペラご登場…

さすが北海道(´;ω;`)ウッ…、気づくとアンドロメダが東に横たわっておりました。

士別市の光害バリバリの方角ですがとりあえず有名どころは撮影してみました

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撮影地 士別市温根別町

PENTAX K-70

TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO 200mm

F4.0 ISO12800 SS120秒 4枚コンポジット

真横のM31って微妙…やっぱり斜め45度くらいに傾いた姿がベストショットに思えるのは固定概念というやつでしょうか?

アストロトレーサーと違って星像が流れる心配のないのがありがたいですね。

 

低空のわりには良く写ってくれたM31ですがさらに南のM33はちょっときびしかった(泣)

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撮影地 士別市温根別町 

PENTAX K-70

TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO 200mm

F4.0 ISO12800 SS120秒 4枚コンポジット

淡い天体・透明度の悪いコンディション&士別の光害 そして低い撮影テクニック(笑)

次回に期待ということで…

 

 

 

Surface Pro 購入

未だに星空を撮ることができない日々が続いてストレスが溜まる今日この頃です。

ストレスのはけ口がこんな形になろうとは(笑)

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今までMacBookAirとPhotoshopで写真加工していたわけですが、天体写真の加工に関してはWindowsのほうがいいソフトがフリーも含めて沢山あるんですよね…

パッとしない写真も力業でどうにかできる環境が整ったわけで…

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撮影場所 士別市温根別町

撮影カメラ  PENTAX K-70

TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO 200mm

SS80秒 f4 ISO 6400 3枚をYIMGにてコンポジット 

前回上手く処理できずに諦めたM8もそれなりの出来栄えになりました。

Windows万歳!(*'▽')

 

 

 

夏の星にチャレンジ!

しばらく仕事が忙しく、趣味に時間を割くことができませんでしたが、ようやくやる気が出てきました。

透明度は悪いもののそれなりに晴れてくれましたので、いくつか写真を撮ることが出来ました。

撮影場所は最近定番の士別市温根別町です

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まず試し撮りを兼ねてアンタレスとM4を撮影、も少し条件が良ければ周囲の星雲もいけたかもしれませんが、次の課題ですね。

次に狙ったのが北アメリカ星雲、まだ地平に横たわっているような白鳥座、北アメリカも横になっておりました。゚(゚´Д`゚)゚。

まあ、無改造のカメラでの撮影にしてはそれなりに撮れている感じですが、どうでしょうか?

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その後M8を狙いましたが、撮影時にすこし極軸がズレたのか200mm だと少し星像が流れる様に…(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )

北の空はドンヨリと曇り出して極軸の再セッティングが難しい状態になり泣く泣く諦めました。

広角ならなんとかなりそうだったので、射手座近辺を75mmで撮影、なんとかそれなりに撮れた感じです

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次回はリベンジしたいなー

 

 

 

M51(子持ち銀河)撮影

撮影場所 士別市 温根別町

撮影カメラ PENTAX K-70

 TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO 200mm

SS150秒 4枚コンポジット f4 ISO 6400

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先日のM101の撮影で系外星雲の撮影に手応え感じて、M101とは北斗七星の柄を挟んで逆方向のM51を狙いました。大きくない星雲であることは分かっていましたが、実際に200mm で撮影すると「小さい‼︎」

豆のようです(笑)仕方がないので、前回のM101と同様に強拡大すると

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おお、なんかソレっぽい!

それにしてもトリミング耐性がありますね。K-70に限らず今のデジカメってみんなこうなのかも知れませんが、

高い望遠レンズを買えない自分には有難いことこの上ないですね。

今回は絞って、感度も落として露出を長めにとってみましたが、それが功を奏したのでしょうか?

今回は士別市温根別町での撮影でした。士別峠よりは光害少ない感じです。雪が溶けてくるとここも良いかも?

 

 

 

M101

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撮影地:士別

透明度の悪い空でM101にトライ、200mm でも渦巻き構造が確認できてビックリ

眼視ではみた記憶が全くありませんが、写真で初遭遇といったところです

光害でカラーバランスが派手に崩れたので、白黒で誤魔化してみました。。゚(゚´Д`゚)゚。

NGC 5474が予想以上にハッキリ写りましたね。

11等級の星雲とは思えないほどくっきり写っています。よく目を凝らすとそれ以外の伴銀河も

チラホラと…

思い切って拡大トリミング

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系外星雲も200mm でそれなりに楽しめそうです

アストロトレーサーvsTP-2

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比較するのもどうかとは思いますが、アストロトレーサーとポータブル赤道儀の差について考えて見ました。

上がアストロトレーサー

下がTP-2での馬頭星雲部分の強拡大写真です。

30秒vs70秒×8ですのでそもそもの露出が全く違います。そのため画像の情報量にかなりの差が出ました。コンポジット恐るべしと言ったところですね...

 

しかしながら、TP-2の方の星像が微妙に歪なのはガイドエラーなのか、コンポジットの不具合か、レンズの収差か...何が原因か現状ではサッパリ分かりません(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)

今後の課題ですね…